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墨攻/硫黄島からの手紙 [ドラマ・映画]

2つの映画を観てきた。




『墨攻』

解説: 2000年前の戦乱の中国を描いた同名の人気コミックを映画化した歴史スペクタクル。10万の敵に囲まれた落城寸前の小国の城が、平和のために戦うという目的で助っ人にやって来た1人の“墨家”に救われる伝説の戦を壮大なスケールで描く。頭脳明晰(めいせき)で優れた人柄の主人公を、アジアのトップスターであるアンディ・ラウが好演。敵方の武将を演じる『デュエリスト』などの韓国の名優アン・ソンギとの対決も見ものだ。日韓中が協力して作り上げた渾身のドラマ





壮大なスペクタクルとして面白い映画だった。
攻城戦での仕掛け・策・シーンは見応えがあり、
真の勝利とは、勝利で得るものは、と戦争の空しさも訴えているような内容であった。




コミック原作とは革離の悲恋物語を織り込むなど人物設定・内容が若干違うため、原作ファンからすれば評価が割れそうかな。
もう一つの『墨攻』という作品として観た方がいいかも。

少し残念なのが、人の心理の移り変わりが急展開しすぎ、
人間模様をもう少し濃厚にしても良かったかな。
事前にあらすじや墨家の事を知っていないと分かり難いかもしれない。

奥が深い物語だけに、約2時間でまとめるにはちょっと無理があり、
もう少し長く又は数回に分けて製作しても良かったかもしれない。

ただ、権力者にとってこの思想は都合が悪く、彼らの支配欲の妨げになる事をよく表わしていたし、兼愛・無報酬主義の革離が逸悦を受け入れようと変化していく様をうまく表現していたと思う。




個人的には逸悦役のファン・ビンビン・・・美しい女優ですね。気に入ってしまった(笑)
ちょっとファンになりそう^^;

そして、アンディ・ラウ! 格好良すぎです(笑)
いい演技してますね。

ラストシーン、孤児とともに去っていく革離・・・なんか寂しさを感じた。
そして、続編がありそうな雰囲気・・・どうなんだろう。









『硫黄島からの手紙』

解説: 第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる“硫黄島の戦い”を、日本側の視点から描いた戦争映画。硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下たちによる死闘が描かれる。監督は『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド。『ラスト サムライ』の渡辺謙、嵐の二宮和也ら、日本人俳優が出演する。イーストウッドが日米双方の視点から“硫黄島の戦い”を描く“硫黄島プロジェクト”第2弾作品




日本の事をしっかり理解して描かれた作品に仕上がっており、素晴らしい映画だ。

第1部同様、一兵士がどんな想いで考えで戦っていたか、その描写は見事、
この地で戦った人をあるがままに伝えたい監督の意図・想いが感じる。

西郷役の二宮和也、予想以上にいい演技をしていた。

一つだけ残念なのが、昨年末テレビで放送された『硫黄島~戦場の郵便配達』では、
タイトルの如く、手紙を巧く利用して描いていたのに対して、
この作品では活かし切れていなかったなと。
それでも、質の高い作品には変わりないけどね。





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コメント 14

みーはー熊

お~、マリかもさんも「墨攻」ご覧になったんですねー。
私は、子団を演じてたウー・チーロンさんに うっとりです~♪(笑)
「硫黄島からの手紙」良かったんですね。ウチのダーさんが見たがってました。
外国映画で、日本の事をきちんと描いてるものは少ないですから 嬉しいですね。
by みーはー熊 (2007-02-14 08:22) 

U3

映画を見たい見たいと思ってもなかなか見に行く機会を逸してしまって行けない状態が続いている。
「守護神」だけは何とか見に行きたいと思う
by U3 (2007-02-14 09:39) 

いちご☆

硫黄島・・・・ 私も 観たかったんだ。
子供達にも 観て欲しいですね
by いちご☆ (2007-02-14 10:52) 

Coo

 「墨功」行かれましたか?
逸悦のセリフで
「人に意見を求めたら 迷い始めた証拠です」と言う言葉が
印象的でした。墨家でも 迷う事がる・・・
墨家である以前に普通の人間なんだと・・・
そのあたりから 革離の気持ちに変化が現れてきましたよね?
アンディ カッコいいですが 私も ねーさんと一緒で 子団の
ウー・チーロンにやられました(爆)
続編・・・
ありそうですよね?
by Coo (2007-02-14 11:14) 

マリンかもめ

◆みーはー熊さん
子団、格好良かったですね。

昔の外国映画では変な日本人像ばっかりでしたからね。
監督の人間性がよく出ていたと思います。

◆U3さん
そうやってロードショーが終わった事が私も多々あります。
守護神、ハラハラ感がありそうで面白そうですね。

◆いちご☆さん
若者、子供、孫の世代まで見ていってほしいです。
でも特に政治家に・・・武力強化反対です。

◆Cooさん
それだけにこちらも感情移入してしまい、なんとか彼女を救出してほしいと思わず願ってしまいました^^
子団にやられましたか(笑)
私は彼の去り際に・・・やられました^^ 巧い表現でしたね。
続編あるといいですね。多分孤児が大きくなって革離とともに活躍するのではと思ってしまったわけで。。。
by マリンかもめ (2007-02-14 12:31) 

「硫黄島・・・」はそんなに関心がないのですが、「墨攻」はぜひとも観たいと思っています。安聖基のファンとしては、やはり観なければとの想いなのです。
by (2007-02-14 16:33) 

諄諄

二宮くん、好きです[はぁと]
硫黄島と、星条旗、、、2つの視点から描かれている、というところも、とってもいいアイデアだと思います。
これは、観にいかないとな。。。(さぁていつまでやっているのかチェックしなければ!!)
by 諄諄 (2007-02-14 23:34) 

ゼシカ

⊃`ノ八"`ノ八_〆┤'-'*├

両方ともすっごくみたいんですよね(・ω☆)キラン
『硫黄島からの手紙』いい作品らしいですよね。
レディースデーとかにいってこようかなU・ω・)ノワフン 
by ゼシカ (2007-02-14 23:47) 

さすが 原作本をお読みになっている方は 感想が深いですね。
そっかぁ・・・。原作より かなり映画向きになっているのですね。

まりかもさんが書かれているように 最後のシーンは ほっとしましたが
一抹の寂しさも感じました。 
子供達と・・・。
私は、ここに 反戦の意味がこめられていると 読み取りました。
by (2007-02-15 01:16) 

たいへー

私の次回の映画鑑賞は、「ケロロ軍曹」になりそうだ・・・
by たいへー (2007-02-15 09:21) 

マリンかもめ

◆cocoa051さん
安聖基って結構人気なんですね。

◆諄諄さん
監督の拘りがみえますね。星条旗の方は・・・まだやっているんですかね?!

◆ゼシカさん
コンバンワ!DVDが出てからでも是非一度は観て下さい。
いい演技をしていますよ。

◆kurumiさん
恋の話を織り込んで、観衆が見飽きないようにしたんですかね。
ラストシーンでそう感じましたか。
いろいろな感じ方があるところが映画作品の面白いところですよね。

◆たいへーさん
あちゃ~、長野県も軍曹に侵略されているんですね。
by マリンかもめ (2007-02-15 19:26) 

noric

硫黄島からの手紙、なかなか行けないです~。
by noric (2007-02-15 20:16) 

うまっち

はじめまして!
とある方の履歴を辿り、やってまいりました。[わはっ]

「硫黄島からの手紙」、私も強く胸を打たれた映画でした。
思うところを記事にしてますので、気が向きましたら、おいで下さい。

また、18日は「ちばぎんカップ」観戦予定です。今から楽しみです![にこっ]
by うまっち (2007-02-15 22:38) 

マリンかもめ

◆noricさん
DVDやTVで見る機会があれば是非!

◆うまっちさん
はじめまして、訪問ありがとうございます。
後日伺います^^

観戦するんですね^^ チュンソンがいませんが、期待の出来るいい試合になるといいですね。
by マリンかもめ (2007-02-17 15:37) 

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